よい子のハイエンシェント講座2(ネギま!)
さて、ギリシャ語で詠唱をできるようになろう企画
…もとい、ギリシャ語を読めるようになろう企画の続きです。
基本のアルファベット編は前回を参照してください。
今回はいよいよ発音編です。
ギリシャ語の読みは、感覚としては
「ローマ字」を読むのと一緒です。
まず母音です。
短母音(普通に)と長母音(伸ばす)、
それに二重母音(複合)の3つあります。
・短母音
α・ι・υ・ε・ο [ア・イ・ユ・エ・オ]
ローマ字の a・i・u・e・o とほぼ同じ感覚です。
υがユになるのが特徴です。
・長母音
α・ι・υ・η・ω [アー・イー・ユー・エー・オー]
これもほぼ同様ですね。
・二重母音
αι [アイ] ει [エイ]
οι [オイ] υι [ユイ]
αυ [アウ] ευ [エウ]
ηυ [エーウ]
ου [ウー]
最後だけ特殊です。読み方が[ウー]となります。
あとは、これに子音を合わせれば、
大抵は読めてしまうという寸法です。
例えば、πεなら[pe]、
つまりペと発音します。
試しに、ネギま作中に出てくる単語を読んでみましょう。
16巻より一例
Κερβερος
シグマは語末なので、σではなく
ςになっています。
単純に音を組み合わせても、
[Ke][rh][be][rho][s]でケルベロスと何とか読めるハズです。
(厳密にローマ字に治すと単行本通りCerberusかな…?)
さて、これだけでは、まだ全ての単語を読めません。
残る規則を紹介します。
・鼻音のガンマ
κ・γ・χ・ξの前のγは、
[ンク]または[ング]と発音します。
・有気記号と無気記号
ギリシャ語に[h]の音を表す文字は存在しません。
しかし、[h]の音自体は存在します。
語中に母音が来る場合、読みを区別するために
有気記号と無気記号を用います。
ウェブ上で表記できないので、とりあえず
手元の単行本でチェックしてみましょう。
6巻の51時間目末(52時間目初め)のページを開き
「おわるせかい」の詠唱を見てください。
この中に、
〜エレボス・ハイオーニエ〜
という部分があります。
ギリシャ語だと、
ερεβος,αιωνιε
の部分に相当します。
何となく、今までの規則から読めますか?^^;
この二語、語頭はいずれも母音ですが、
一方は[h]の音がなく、もう一方はあるのが分かりますね。
まず、ερεβοςの語頭εに
着目してください。
上に二つに記号がついています。
右側はアクセントの記号です。今は関係ありません。
左側、コンマのような記号。これが無気記号です。
これがつくと、[h]の音は含まないことになります。
だから[ヘレボス]と読まず[エレボス]と読む訳です。
もう一方、αιωνιεも語頭に注目。
二重母音αιのιの上に
左右逆になったコンマような記号がありますね。
これが有気記号であり、[h]の音を含む印です。
よって、[アイオーニエ]とは読まず、
[ハイオーニエ]と読む訳です。
以上で、ほぼ全て発音規則を網羅したはずです。
アクセントは複雑なので無視します(ぇ
2回に渡り長い講義となってしまいましたが、
これで貴方も単行本片手にハイエイシェントを
詠唱できるはずです。
是非とも実践に励んでください。
ただし、人前で実行すると変人扱いされるので
くれぐれも実行の際は注意してくださいね♪
…もとい、ギリシャ語を読めるようになろう企画の続きです。
基本のアルファベット編は前回を参照してください。
今回はいよいよ発音編です。
ギリシャ語の読みは、感覚としては
「ローマ字」を読むのと一緒です。
まず母音です。
短母音(普通に)と長母音(伸ばす)、
それに二重母音(複合)の3つあります。
・短母音
α・ι・υ・ε・ο [ア・イ・ユ・エ・オ]
ローマ字の a・i・u・e・o とほぼ同じ感覚です。
υがユになるのが特徴です。
・長母音
α・ι・υ・η・ω [アー・イー・ユー・エー・オー]
これもほぼ同様ですね。
・二重母音
αι [アイ] ει [エイ]
οι [オイ] υι [ユイ]
αυ [アウ] ευ [エウ]
ηυ [エーウ]
ου [ウー]
最後だけ特殊です。読み方が[ウー]となります。
あとは、これに子音を合わせれば、
大抵は読めてしまうという寸法です。
例えば、πεなら[pe]、
つまりペと発音します。
試しに、ネギま作中に出てくる単語を読んでみましょう。
16巻より一例
Κερβερος
シグマは語末なので、σではなく
ςになっています。
単純に音を組み合わせても、
[Ke][rh][be][rho][s]でケルベロスと何とか読めるハズです。
(厳密にローマ字に治すと単行本通りCerberusかな…?)
さて、これだけでは、まだ全ての単語を読めません。
残る規則を紹介します。
・鼻音のガンマ
κ・γ・χ・ξの前のγは、
[ンク]または[ング]と発音します。
・有気記号と無気記号
ギリシャ語に[h]の音を表す文字は存在しません。
しかし、[h]の音自体は存在します。
語中に母音が来る場合、読みを区別するために
有気記号と無気記号を用います。
ウェブ上で表記できないので、とりあえず
手元の単行本でチェックしてみましょう。
6巻の51時間目末(52時間目初め)のページを開き
「おわるせかい」の詠唱を見てください。
この中に、
〜エレボス・ハイオーニエ〜
という部分があります。
ギリシャ語だと、
ερεβος,αιωνιε
の部分に相当します。
何となく、今までの規則から読めますか?^^;
この二語、語頭はいずれも母音ですが、
一方は[h]の音がなく、もう一方はあるのが分かりますね。
まず、ερεβοςの語頭εに
着目してください。
上に二つに記号がついています。
右側はアクセントの記号です。今は関係ありません。
左側、コンマのような記号。これが無気記号です。
これがつくと、[h]の音は含まないことになります。
だから[ヘレボス]と読まず[エレボス]と読む訳です。
もう一方、αιωνιεも語頭に注目。
二重母音αιのιの上に
左右逆になったコンマような記号がありますね。
これが有気記号であり、[h]の音を含む印です。
よって、[アイオーニエ]とは読まず、
[ハイオーニエ]と読む訳です。
以上で、ほぼ全て発音規則を網羅したはずです。
アクセントは複雑なので無視します(ぇ
2回に渡り長い講義となってしまいましたが、
これで貴方も単行本片手にハイエイシェントを
詠唱できるはずです。
是非とも実践に励んでください。
ただし、人前で実行すると変人扱いされるので
くれぐれも実行の際は注意してくださいね♪


